土台となるものの前に立ちはだかる壁
医療系の土台になる学問は
解剖学
生理学
生化学
だけれど、
ただ単にやるのは本当に退屈で
コメディカルの多くは実際に解剖するわけじゃないし、イメージも湧きづらい
ただの暗記になってしまいがち、テスト前に覚えて知識として定着しないことが多い
病気が見える
いくつか種類がある
前半部分には概論が乗ってる
つまり解剖、生理についての基礎が書かれている
なにより図が綺麗だし、イメージがつきやすい
+その名の通り、病気についてがメインなわけだけど手頃に調べられるから記憶に残りやすい
難点は一冊4000円程で高いから、図書館とかで探さないといけないこと、大学図書館ならあると思うけれど
なかなか厳しい その学校による
新しい人体の教科書
解剖がメインだけど、解説がわかりやすいから
生理とも結びつきやすい
これも、図がわかりやすい
上下2巻で割とコスパが良い
副読本的な立ち位置かな
合本版もあったね
生化学は本選びが難しい、、少なくとも臨床検査技師お馴染みの赤い本は賛否が分かれると思う
端的に纏まってるといえば、聞こえはいいが
色味も少なく、ポイントもわかりにくい
授業で補完できるのが一番だけれど、運に身を任す訳にもいかない
ハーパー生化学とかもあるんだけれど
あれを1からやるのは無理があると思う
和訳だからなのか、スッと入ってこないのだ
幅広すぎて手に負えない
代謝の世界観を掴めるように最低限暗記すべきとこが分からなくなってしまう
辞書扱いだけれど、その内に読んでおきたい物
という扱いかな
中心の押さえとくべきなのは
取り敢えず、参照すべきものは
http://www.sc.fukuoka-u.ac.jp/~bc1/Biochem/pdf/bio3.pdf
と
病気が見えるvol.3の代謝の部分
かなと思う
コメディカルの内容ってどうしても医学部の薄めたものってなりがちで、その結果ただの暗記、過去問暗記になってしまう
だったら、物量を論理立てて摂取していれば
自分のものになるかなってのが方針
で、やってたんだけど
1つ、壁にぶち当たった
生物がわからない
他の検査の学生がどうなのか、わからないけれど 少なくとも高校生物もあまりやってなかったため、ポカンとなった
生化学って、生物化学の略称であり
生体に必須な代謝活動に焦点を当てて解説していく
その時、生物の方も一度やっておけば、
生化学で言葉に出会ってもイメージつきやすい
念には念を入れておきたい人は下のものを読むと良い
忘れてしまった高校の生物を復習する本
大学生物学の教科書
カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第1巻 細胞生物学 (ブルーバックス)
- 作者: デイヴィッド・サダヴァ,丸山敬,石崎泰樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/02/19
- メディア: 新書
- 購入: 11人 クリック: 326回
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カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第2巻 分子遺伝学 (ブルーバックス)
- 作者: デイヴィッド・サダヴァ,クレイグ.H・ヘラー,ゴードン.H・オーリアンズ,ウィリアム.K・パーヴィス,デイヴィッド.M・ヒリス,浅井将,吉河歩
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/05/21
- メディア: 新書
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カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第3巻 分子生物学 (ブルーバックス)
- 作者: デイヴィッド・サダヴァ,クレイグ.H・ヘラー,ゴードン.H・オーリアンズ,ウィリアム.K・パーヴィス,デイヴィッド.M・ヒリス,吉河歩,浅井将
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/08/20
- メディア: 新書
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でたのは割と前なんだけど、取り敢えずこれで良い
1.2.3を押さえとけば十分かな
しっかりやろうと思うとこんな感じな気がする
「図解」病理学の見方 概論の概論
病理学を勉強し始めて
初めて生理学のありがたさを痛感するね
今日は
どのように”病気”を”病気”として見るのか
について、少しまとめる
参考にする文献はこちら
まず、病理学の定義について
病理学とは、病気(異常な状態)下にあるヒトの状態を把握し、その原因と成り立ちを理解する学問のことを指す。
ーp2 A.病理学とは より引用
正常のからだの状態を把握しておくのが生理学、解剖学の役割で
そこから
1.ある原因で
2.ある影響を及ぼしながら
3.人体の組織の構造を変化させていく
といったところを病理学がみていくのだ
上記の1,2,3の視点に合わせて
病理学はいくつかに分割されている
1.ある原因で⇒病因学
2.ある影響を及ぼしながら
⇒病態発生学
3.人体の組織の構造を変化させる⇒病理組織学
最近の流行りは図解だから乗っかってみた
(正しい図解か、わからないけどビジュアルで理解を促すのが図解だよね)
ある原因から始まり
人体への影響は着々と進行していく
その各段階において
人体の組織が変化
このように病気は進んでいく
病因学、病態発生学、病理組織学は
各視点に沿って”病気”を見ていくわけだ
癌に関して確実な判断をするとき、
例えば
・悪性腫瘍か良性腫瘍かの区別
・悪性腫瘍の転移の有無
などの判断をするときに欠かせないのは
病理診断
つまり、病理組織学が重要なのだ
病理診断なくして手術で切除するといった治療法を選択することはあり得ない。
p4 B.医療において病理診断はどのような意義があるのか より引用
臨床検査技師でいうと
細胞検査士だね
もちろん、病態発生学の部分も押さえないとね
血液検査などの検査項目の意味を正確に理解するためには必要だ
何事も基礎あっての応用
生理学etcの知識を整理しながら
病理学の勉強に励もう
分析化学を薬学系と臨床検査技師の教科書で比べてみた
薬剤師
=臨床検査技師の超上位互換
くらいの気持ちでアンナチュラルを見てました
受験資格のところを見ると長々書いてあります
要は薬剤師も臨床検査技師の国家試験を受けられるという事ですね
薬学部は+αで臨床検査の学生より
勉強する内容がたくさんあります
だから、超上位互換です
実は臨床検査技師の役として2人いらっしゃったんですが
1人は設定としては書いていないので
わかりませんが
1人は設定として薬学部卒
そんなこと言われると、気になっちゃうので
薬学系の教科書を盗み見てみました
今回、比べたのは以下の2つの教科書です
主に分析化学がメインですね
ひとまず、ここまで書きました笑
二、三日以内には書きます
※20180803に書き足し
- 構成の違い
- 当然の違いとして認識した事
- 利用方法の提案
のポイントに絞って纏めたいと思います
(ここから薬学の方を分析化学、臨床検査の方の方は臨床化学と呼びます 紫色の文字は内容にはあまり関係ありません)
1.構成の違い
分析化学は4つの区分に分けられます
①分析化学総論 10p 程度
②化学反応の基礎 70p 程度
酸塩基平衡、錯体・キレート平衡、沈殿平衡、酸化還元平衡etc
③各分析法 130p 程度
定性分析
電磁波分析法(紫外可視光吸光、蛍光、原子吸光・原子発光、赤外吸光、旋光度、X線、核磁気共鳴スペクトルまで)
質量分析法
電気分析法
④臨床分析、薬毒物分析 50p程度
免疫測定法、酵素分析法、ドライケミストリー、画像診断技術(X線、核磁気共鳴イメージング、、核医学画像診断、超音波診断法)
臨床化学の方も区分は4つでいいと思います
①臨床化学総論 40p程度
メインは精度管理と臨床化学に特徴的な分析標準系について
②各分析法の基礎 100p程度
Ex)分光光度法(化学的、酵素的分析法、酵素活性測定法)、免疫化学分析法、電気化学分析法、炎光光度法及び原子吸光分析法、電気泳動法、クロマトグラフィー、自動分析
③各生体物質の分析法 220p程度
糖質、タンパク質、非タンパク性窒素、脂質とリポタンパク、酵素、電解質と微量元素、ホルモン+代表的な物質の分析法まとめ
④臓器機能評価と病態 60p程度
肝機能、心・循環機能、腎機能、内分泌機能、酸塩基平衡機能、骨代謝機能、炎症、腫瘍マーカー、栄養、血中薬物モニタリング
2.当然の違いとして認識した事
分析化学の方は基本的に医薬品の品質管理を目的としている。
しかし血液などの生体試料を扱う臨床化学はただの分析化学よりも
より高感度で、迅速かつ多数を同時にこなさねばいけない
なぜ臨床化学にそこまで求められているかというと
1.生体環境という複雑な成分のバランスで成り立っているものを相手にするから
2.そこから得た情報は診療活動に欠かせないものになっているから
(薬も、何度も試験を行ってから薬として売られるから、精度は重要だけど
臨床の現場では、悠長に時間を掛けていられる訳ではないってことかな)
臨床現場での必須条件
<正確、精密、迅速、簡便、微量>
が重要な訳です
血清のような複雑な化学成分からなる生体材料にその正確さを保証するには、異質な概念と独自の分析化学的理念の構築が必要であった。
(臨床化学検査学 第3版 4p)
上記の異質な概念と独自の分析化学的理念については臨床化学の①に30pほど割かれています
3.利用方法の提案
当然ですが、分析化学で概要を把握してから
臨床化学を学ぶのがベストですよね(・ω・`)
カリキュラムはどのようになっているか調べてませんが
分析化学の基礎について、この本か、又は別の本で読んでおいても損はしないと思います
なぜかと言うと、、、臨床化学の方はただ読んでると眠くなってしまいそうだからです笑
ページの端から端まで文字が並んでいます
その点、分析化学の方は見開き5㎝ほどの空欄に適宜、語の注釈が書かれています
内容も臨床化学の方は網羅的ではありますが、話があっちこっちに行ってる印象で
分析化学の方は、ゆっくり一つずつ教えてくれている感じがします
本質的な理解の為に、色々と本を跨がないといけないですね
※また、一通り読んで何か気になることがあれば書くかもしれません
medix touchと臨床検査学入門で適度にSearch and destroy 待ち構えている奴は変わらないから
見て気づく様な差がついた時には
もう遅い
大学受験も国試も受験
だけど違うところがいくつかある
これから臨床検査技師になるために勉強していく科目は高校生物のような凡そ ”暗記科目”と表現できてしまうところがある
(もちろん、高校生物は暗記科目という意見に賛否はあることは承知しているが、あくまで喩えである)
計算も問題に含まれているが、単に国試だけ見ると圧倒的に知っているか、覚えているかが焦点となる
だが、1番の違いは国試は対策するまで問題をあまり解かない事だろう
(他の大学とか専門学校だと違うのかな)
独学でやろうとしても範囲をいちいち調べて中断することになる
結果、カリキュラム通りに期末テストだけをこなして 国試前になって、ようやく火をつけ始める事になりうる
だが、
僕は全くもって面倒くさがりで
人に時間を取られるのが好きじゃない(O_O)
その時になって、その事だけに熱狂できるか不安だ
なので自ずと
少しでも未習分野に触れておいて情報に目を馴らしておきたい
そのために
medixtouch が活用できる
Apple store にもある
720円の有料版もあるけれど、広告の有無だけなので、気軽に無料版だけで良いだろう
方法としては
- 既習範囲のワードを入れてみる
- その問題に書かれているワードの中で未習のワードを検索
- 当たりをつけて教科書、図書館等で未習のワードについて調べてみる
- 理解したことを一冊のノートにまとめて復習
これを繰り返せば、国試に関しては周りの人よりも一歩進んで見ていられる
また、まとまった書籍としては
上の物がある
主に辞書的に使うようにしてる
2018年7月29日現在、第4版が最新である
国試を分析し、傾向がわかるようになっている
もちろん、適宜、臨床検査学講座等で詳しい記述に触れるべきである
未習の範囲でも既習範囲と同様に見当をつけたり、調べる足がかりとなってくれる、上記の2つを是非活用していきたい
台所はお母さんの場所だから、とかいう言い訳を潰していきたい料理初心者マン
クックパッドは初心者に向いてない、このサイト、料理人はおススメというツイートを見たので、とりあえずまとめておく
https://twitter.com/showchikubai/status/1000217227243614208?s=21
体を作るのは、口から入れるものでしか作れないし、
細かいところは作る立場に立って初めてわかるんだな
これからは独り身も多くなるだろうし
時間かけてできるのは当たり前で
家事はなによりも時間内に終わらせること一番大事だって
家庭科の先生も言ってた
とりあえず、資料を置いておこ
白ごはん.com
みんなのきょうの料理
栗原はるみ さんのレシピ
https://www.kyounoryouri.jp/recipe/42121_肉だんごと豆腐のコトコト鍋.html
艦めし
http://www.mod.go.jp/msdf/kanmeshi/menu/sw/index.html
栗原はるみさんのレシピ
https://www.yutori.co.jp/recipe/
土井善晴さんのレシピ
https://www.kyounoryouri.jp/teacher/recipe/316
小林カツ代さんのレシピ
http://recipe.sp.findfriends.jp/
みんなのきょうの料理ビギナーズ
https://www.kyounoryouri.jp/contents/beginners
枝元なほみ 蒸し塩豚
見せられているものは何なのか
物事を知るときに本当に注意すべきなのは
その情報の中身ではなくて
その情報を流す目的とか出所とか効果の方らしいよ
しっかり理系にならないといけないね(´ω`)